春の特別企画3「広島死闘編」


前回の更新からはや2ヶ月が過ぎ、お好み焼きをたいらげたでたん二人の行き先への興味も薄れつつあるが、広島3部作の完結編をお送りしよう。

腹いっぱいのでたん二人+完二(でたんが昔やっていたバンドの初代ドラマー)は腹ごなしもかねて広島大学周りを散策し、広島の街へ繰り出した。



スタジオ25(two-five)

学生時代にでたん達がよく利用していたスタジオ。

広島では割とおしゃれな通りである並木通りにある。

5階建ての結構立派な建物だったが、10年も経つとさすがに薄汚れていた。

woody street跡

でたん二人が初めて演奏したライブハウス「woody street」跡地。

今は駅前に移転しているが、ここは広島の街のど真ん中であった。

プロもよく出演していて、TheピーズやTENSAWをここで観た覚えがある。

今はなぜか飲み屋に。

途中で学生時代の旧友とお茶を飲み、でたんはこの日最後の目的地である中華料理屋「千番」へ向かった。


千番

千番は町の中心部からやや外れ、ちょうど商店街と大学の中間地点あたりにある。

でたん河野や完二の家に近く、前述のスタジオでの練習からの帰り道にあり、深夜まで営業している為、大いに利用した店。

中華料理屋といいつつ、おでんや揚げ物が充実しており、酒のつまみには事欠かない。

写真は、「白肉天ぷら」と「おでん」。

「白肉天」は焼肉でおなじみのミノの天ぷらで、非常に美味い。

いまでも金澤が時々「あー千番の白肉天食いてー」と飲みながらつぶやくくらいのシロモノである。

かなり腹いっぱいだったでたん達はおでんを残してしまった。

白肉天をほおばる金澤

同じく河野

そんな訳で、でたんの初アルバムのタイトルは
この店から拝借した。

cdを買ってくれた人はわかるだろうが、
上の写真が中ジャケに使われている。

この店のラーメンは「上陸編」で紹介した
「陽気」のラーメンとはまったく違う味だが、
これもまた広島ラーメンの味だと思う。

そして美味かった。

とにかく腹いっぱいだったでたん二人+完二。

降り出した雨に濡れながら、本来の目的地である山口県徳山市へ向かった。

広島から新幹線でわずか40分の徳山に着き、ホテルにチェックインした一行は、さっきあれだけ食ったにもかかわらず、また夜の街に繰り出し、居酒屋で午前2時まで呑んだという。

翌日

友人の結婚披露宴で演奏するでたん。
ちなみに曲は「この冬」。
1曲のみの演奏であった。

おまけ

披露宴→二次会終了後、帰りの新幹線で眠る金澤。
まさに死闘を終えた男の横顔である。

3ヶ月にまたがってお送りした、春の特別編。
春というよりもう初夏というか、梅雨入りも近いのだが、これにて完結となります。

みなさんも広島に行くことがあったら是非、「陽気」や「松浦」、そして「千番」に行ってみてください。

<春の特別編おしまい>

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