緊急情報その3

公開スパーリング

大乱闘に発展した記者会見の余韻も覚めやらぬ中、両者の公開スパーリングが行われた。

当然のごとく両者は互いに偵察に繰り出した模様。果たしてどうなったのか!?


石川永世

吉祥寺曼荼羅

4月2日(水)19:30〜

<演奏曲目>

オープニング

あのこと

夢の便りだけは

灯かり

惜別

不機嫌な後姿

黄金の降る街(マナミの8年)

かに歌い始めたと思ったらいきなり全開で石川永世が進んで行く。
まるで何かを置きざりにするかのように。

この日のテーマは「惜別」。

テーマにちなんだ新曲「惜別」では"レゲエ"という新兵器を惜しげもなく披露するなど、でたん二人の視線を全く気にすることなく、どこまでも石川は我が道を行くのであった。


そしてもちろんこの日もしゃべった...。

いつもよりも多めにしゃべったのでは、という位にしゃべったのである。

対戦決定会見でのでたん金澤の発言に触発されたのか?

それともこれが石川永世流の宣戦布告なのか?


もちろん、4.29の宣伝も忘れない。
でたん河野は驚愕した。
長い話の中にさりげなく上野の話を織り交ぜながら滑らかに進むmcを、でたん金澤は悔しげに聞いていた。

ライブ終了後の打ち上げにて石川永世は語った。

「いやー今日観に来ると思ってたからさあ、意地でもしゃべろうと思って。40分でも50分でも」

天晴れである。そして石川永世は誰よりも本気である。

ようやくこぎつけた真剣勝負を前に、でたんは改めてその壁の高さを痛感した模様であった。


倒「石川永世」への第一歩として、公開スパーリングへ臨んだでたんを迎えたのは無情の雨だった。冷たい雨の降る土曜の午後、でたんは静かにスパーリングを開始する。

「アピアのゲーリー・グッドリッジ、でたんです」

開口一番、石川永世にしかわからないと思われる格闘技ネタをふり、早くも対抗意識むき出しのでたん河野。

しかし、現実は厳しかった。


目の前に対戦相手を迎える緊張からか、かなりカタイ感じの演奏が進んでいく。写真の写りはなかなかなのに、どうした、でたん。

でたん

渋谷アピア

4月5日(土)14:00〜

<演奏曲目>

来たるべき世界

日曜

バターライス

赤錆

マグネシウム

十年


「今日は長い曲が多いのでしゃべっているヒマがないんです」などと挑発した後、新曲「バターライス」を披露するも、果たして石川永世の闘魂に火はついたのか?


mcでは、「"宿敵"石川永世と対戦します」と言う河野に対し、金澤が「向こうは"宿便"くらいにしか思ってないかも知れん」と切り返し、場内爆笑となるシーンも。

かろうじて笑いはとった模様。

ライブ終了後のでたんは、

「しょっぱい試合ですみません。」と反省しきり。気合が裏目に出たようである。

直接対決まであと3週間あまり。果たしてでたんは、調子を取り戻して上野に臨めるのか?!

<緊急情報その3「公開スパーリング」完>

■おまけ

またしても乱闘!!

ライブ終了直後、石川永世がステージに近づくのをでたん金澤は見逃さなかった。

「なんしとるんじゃ、わらあ」

「うるせー、この宿便野郎!」

またしても乱闘に発展してしまう両者。

もう誰も止められないのか?

亀有でこの二人が鉢合わせしないことを祈るばかりである。

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